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ソフトウェアの規模決定,見積り,リスク管理

表題: ソフトウェアの規模決定,見積り,リスク管理 D.D.Galorath

著者: D.D.Galorath (著), M.W.Evans (著), 富野 壽 (翻訳), 荒木 貞雄 (翻訳)

出版社: 共立出版

発売日: 2008/4/24

ISBN10: 4320097513

ISBN13: 978-4320097513

内容紹介

 ソフトウェア規模の見積りは、開発見積りの基礎となる非常に重要な仕事である。ソフトウェア開発プロジェクトのコストやスケジュールがソフトウェア規模に大きく影響されるのは明らかである。もとより、技術的な難しさや複雑度、開発環境などの制約、そして何よりも要員あるいは開発チームの技術レベルなどの影響要因を軽視することはできないが、それらの要因が概ね類似しているのであれば、規模こそが最大の影響要因のはずである。

我が国における受注開発ソフトウェアビジネスの規模が9兆円とも言われるほどに拡大している現在、プロジェクトの納期・品質・コストにかかわる問題もまた拡大しており、社団法人情報サービス産業(JISA)の近年の調査でも厳しい実態が繰り返し明らかにされている。納期遅延や品質不良の問題の背景には,不正確あるいは不適切な見積りがあることはよく知られている。我々は、残念ながら、過去のプロジェクトの成功も失敗も含めた経験を十分見積りにフィードバックできていない。率直に言って、ソフトウェアプロジェクトの成功と失敗は見積りの正しさと著しい相関があり、良い見積りなくしては良いプロジェクト計画は策定できず、プロジェクトの成功は覚束ない。また正しいベースラインの見積りなくしては、プロジェクトの進捗を適切に追跡することはできず、問題発生の兆候に気づくのが遅れるだけでなく、仮に問題発生に気づいてもタイムリーに是正行動をとることができない。

さらに、現実問題として、見積りはプロジェクトについてまだ十分内容の詳細がわかっていない時点で求められる宿命にある。ソフトウェア発注組織は、社内開発であろうと外部委託の開発であろうと、予算の獲得・スケジュールの決定および発注先の決定などのためにプロジェクトの早期に見積りを必要とする。受託開発組織においても同様に、一般に受注に先立ち,コスト・スケジュールの見積りが求められる。他方,そのような見積りに際しては、当然ながら、何が未知・未定かを含めさまざまな前提条件が設定されることとなる。したがって、プロジェクトの進行とともにそれらの前提条件の妥当性が次第に明らかになり、状況が予想とは異なってくるリスクが常に存在する。さらに加えて、「要求のクリープ」は多くのソフトウェアプロジェクトでは、おそらく今後とも避けて通ることができない現実である。

[原著:Software Sizing, Estimation, and Risk Management]
(発行元:(株)構造計画研究所,発売元:共立出版)

内容(「BOOK」データベースより)

見積は規模に大きく依存し、リスクを適切に把握しなければ精度は当てにならない。プロジェクトの成功は正しい見積から。

内容(「MARC」データベースより)

ソフトウェアの見積り課題から見積りプロセス、尺度と特別な見積りのケース、リスク管理と見積りツールおよび技法までを解説。ソフトウェアプロジェクトの計画と制御を成功させるための地図を提供する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

Galorath,Daniel D.
ソフトウェア産業における35年余の経験をもち、さまざまなマネジメント、コスト、システムやソフトウェアの問題を解決してきた。SEER見積りツールシリーズの開発者であるGalorath Inc.の創業者である。
SEER‐SEMソフトウェア見積りモデルの主開発者の一人でSEERモデルの概念と展開にかかわってきた。また、それらを用いて多くのソフトウェア規模の決定やコストの研究に従事してきた。問題の発生したソフトウェアプロジェクトについて、進捗評価その他の手法を適用してプロジェクトの立て直しを実現してきた。出来高管理、コスト・スケジュール管理および欠陥追跡技法を駆使してきた。また、ソフトウェアコストやスケジュールおよびリスク分析、ソフトウェア管理、ソフトウェア工学、アーキテクチャ、その他の分野で教育に携わってきた経験を有しているが、その活動は国際分野にも及んでおり多くの論文を出している。それらの論文はソフトウェアコストのモデリング、テスト理論、ソフトウェアライフサイクルでの欠陥予測とその削減および要求定義などの分野にわたっている。
カリフォルニア州立大学でMBAを取得しており、International Society of Parametric Analysis(ISPA)、Society of Cost Estimation and Analysis(SCEA)、IEEE、the International Function Point Users Group(IFPUG)、およびAssociation of Computing Machinery(ACM)のメンバである。またパラメトリック分析の分野における長年の貢献によりFreiman Awardを受賞

Evans,Michael W.
American Systems Corporationの副社長でソフトウェアとソフトウェアリスク管理の担当。Integrated Computer Engineering,Inc.(ICE)を創業し、社長としてソフトウェアリスク管理やリスクプロジェクトのアセスメントの実績を重ねた。
情報技術とソフトウェアに関しての経験は、1963年の米国陸軍とUnivacにおけるコンパイラの開発と改良にさかのぼる。IBM、Litton Industries、Ford Aerospaceおよびその他の企業で開発、文書化プロセス改善などにも携わってきた。その傍らで定量的、客観的アセスメントプロセスの開発も行ってきた。
また、Expertware Inc.を創始し、中でも4年余にわたってSoftware Management and Productivity Councilを支援して、NASAと協働した。Software Program Managers Network(SPMN)の創立メンバであった。
プロジェクト改善やコスト・スケジュール、品質、およびユーザ満足度の改善に焦点をあてたプラクティスについて、米国国防省にアドバイスするグループであるAirlie Councilのメンバである。
ソフトウェア工学手法とプロセス、ソフトウェア標準、品質保証および構成管理やテストについて直接の技術的なサービスや支援の経験を積んでいる

富野/壽
1937年静岡市に生まれる。1959年東京工業大学理工学部卒業。(株)構造計画研究所入社。現在、会長、技術士

荒木/貞雄
1942年長岡市に生まれる。1966年新潟大学理学部卒業。1968年(株)構造計画研究所入社。現在、ソフト工学センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) <./p>

お役立ちポイント

米国国防省で培われてきたマネジメントのコンセプトを元に、プロジェクトを成功に導くための見積もり手法をまとめた著作。
単により現実的な見積もりを行うだけでなく、プロジェクトオーナーに対して納得性の高い説明手法としても使用できる。
更にこれは広く国際的に認知されている手法であるので、プロジェクトのグローバル展開の際の見積もりツールとしても有用。


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