退職するのってメチャメチャ疲れますよね?
何回も転退職を繰り返してきた私ですが、退職時の微妙な数週間は何度体験しても慣れないものです。退職時に使うパワーは入社時に使うパワー以上に消耗が激しいので、円満退社だったとしてもしんどいのです。
当時、私はうつ病を患い休職。上司や施設長から休職期間の終了を宣言するよう強要されていたため、退職代行を使わざるを得ない状況に追い込まれました。
40過ぎたおっさんが退職代行を使うとか大人げないと激しく自問自答しましたが、当時の精神状態では辞める辞めないの判断も付かず、主治医と相談の上、結果的に弁護士に退職代行をお願いした形です。
弁護士法人みやびの退職代はこちら>>
法律の後ろ盾は最強!まずはLINEで弁護士に無料相談してしてみよう
- 粘着質な同僚に追い詰められた
- 休職と同時に退職勧告が始まった
- 代行業者が間に入って交渉してくれる
- 弁護士法人だから法的に守られた感がある
退職代行に頼った理由は粘着質な同僚に追い詰められた
私は、40代でリストラされて某介護施設に転職できましたが、そこで待っていたのは壮絶なイビリ。
粘着質な50代の経理ヒラ社員に、メチャメチャ好かれてしまったんですよね。
彼と会った時から嫌な予感はしていましたし、可能な事なら一生避けて通りたいタイプの人間。
自分のことはさておき、他人のあらを探しては指導と称し、会議室に引き込こんでは長時間の説教。
彼の口癖は「お前のため」
とにかく他人の批判を繰り返す彼は、出世できるわけもなく、それが彼のストレス解消法だったことは誰の目から見ても明らか。
もちろん本人に「辞めてくれ」と何度も頼んだし、上司にも事の経緯を報告したが「知らぬ存ぜぬ」で埒が明かなかった。
そんな職場生活が2年ほど続いたある日、私の身に変化が表れ始めました。
- 不眠・めまい
- 息苦しさ
- 性欲の減退
総務職として幾度となく研修を受けてきましたから、これは典型的なうつ病だなと直感。
出社するにも喉が締められる感覚が続き、まともに息ができない。
職場で体調不良を訴えても、産業医に内科や外科の受診を勧められ、果ては大学病院でフル検査依頼です。
どーしても、精神から来る疲れだと認めたくない職場は、あの手この手で私の訴えを潰しにかかってきました。
休職期間に突入しあっという間に退職勧告が出される
体調不良を訴え近所の心療内科に行くと、あっさり「うつ病」と診断。
もちろん即診断書も書いてくれました。
診断書の威力は凄まじいもので、今まで散々、内科だの外科だのと診断してきた産業医がまず沈黙を決め。
すったもんだの末、たった3日後に休職期間に突入。
この時「公文書の威力って凄いよね?」って感じたのは言うまでもない。
社則によると、休職期間は1年。
まぁ、1年あればなんとかなるかと高を括っていましたが、なかなかどうして治る気配がない。
主治医から診断書を発行してもらい、月1回定期連絡のため出社。
これが10回続いた頃、会社から退職or復職の圧迫が激しくなっていく。
「あと2か月ゆっくり考えたい」私の思いは通じることもなく、「前例がない」「ここまで待ってあげたんだから」と全くかみ合わない。
うつ病に会社とのやり取りが加わり、疲れがMAXになっていた頃、妻が「退職代行」の話を持ってきてくれた。
どうやら、本人に代わり円満退職するために、会社と直接交渉してくれる業者が台頭しているという。
「これは便利だな…」そう思ったのもつかの間、10か月待ってくれた恩を仇で返す気がして気が滅入る。
加えて、もう40歳を超えているんだし、こういう手段は情けないよなと自問自答の日々。
それでもタイムリミットは刻一刻と迫って来るんだから、ネットで退職代行業者をググってみた。
当時は今ほど退職代行業者が溢れていなかったけど、それでも売りにしているサービスはそれぞれ違っていた。
絶対に失敗したくなかった私が重視したのは抑止力。
退職代行は社員に代わり退職の意思を伝えてくれる業者
そもそも退職代行って、どういうことをしてくれる人たちと思っていますか?
退職代行は、退職を希望する社員に代わり退職の意思を会社に示してくれるサービス。
円満退社であれば、退職代行を使う必要はありません。
しかし、私の場合のように労働上なんらかのトラブルを抱えている、退職する意思を伝えても簡単に退職できない場合に、退職代行の需要は高まってきています。
私の幼馴染の弁護士も、「これからは債務整理ではなく、退職代行とネットでの誹謗中傷事案がメインだ」と言っています。
それだけ退職に絡む事案が増えているってことですよね?
退職代行サービスの相場は、今やピンキリになってしまいました。
代行業者最大手のニコイチが展開しているサービスは28,000円ポッキリで済みますし、EXITや私が使った弁護士法人であれば54,000円。
パートやアルバイトであれば、32,400円が相場ですから、それぞれのお財布事情により選べるサービスは異なってきます。
ケース1:ブラック企業からの脱出
月100時間を超える残業やサビ残、上司の恫喝やパワハラが横行するブラック企業から脱出できないでいる若者は実に多いですよね?
退職を言い出したくても、職場ぐるみで嫌がらせや罵詈雑言を浴びせて来る職場があると言いますから、本当に恐ろしい。
マインドコントロールされて、私みたいに精神的に疲弊すると元に戻れなくなります。
ケース2:退職を認めてくれない場合
退職の意思を伝えたのに辞めさせてくれない、とあの手この手を使って退職を引き延ばされます。
この場合は最悪で、嫌な雰囲気のまま業務を続けるハメになります。
また、後任を連れてくるまで辞めさせてもらえないと、無理難題を吹っ掛けられている場合も多いですね。
この場合は、つい前日もニュースで話題になったコンビニバイトに多いケース。
深刻な人手不足から、ひとりでも辞められると致命的な状況が続いているから。
ケース3:会社の報復が怖い場合
社名は出せませんが、私が転職支援したコンサル生の中にも、退職後の報復に困り果てて20代がいました。
具体的には、弁護士や書士を使って内容証明を送り付けて来る。
内容は、「あなたが退職したお陰で実害を被った。つきましてはいついつまでに慰謝料〇万円を払え」というもの。
ここまで来るともはや、反社勢力。
退職代行はこんな人におすすめの有料サービスです
私自身、休職中で退職か復職かを強く迫られ退職代行サービスを使うに至りましたが、他にもこんな人は退職代行を使ってさっさと退職するべきですね。
- 上司を目の前にすると率直な意見が言えない人
(私がこれでした…ついつい強がってしまう) - うつ病などの精神疾患で休職中
(精神的に参っていると判断がつきません) - 時間や安心をお金で買える人
- 自分から退職を言い出せない人
- 退職後は穏便に済ませたい人
他にも、残業手当や有給休暇の未消化分について請求したい。
退職金も円満にもらいたい人が申し込むサービスで、年齢的には20代から30代が多いそうです。
私を担当してくれた弁護士さんも、労使上の問題がないのに何故(非弁業者ではなく)うちを頼ったのか?と不思議がっていましたね。
それだけ労働人口が減って、ギスギスした職場が多いって現れなんじゃないでしょうか?
一方、退職代行サービスを使わなくていい人は、
- 何でも一人で出来る人
- 退職のためお金を払うなんてトンデモナイって人
- 職場に物申したい人
(俺が正義だ的な人ね)
こうであるのが普通ですが、事情が事情だけにひとりで悩んでいても何も解決できません。
私が数年前に使った弁護士法人の退職代行サービスであれば、残業手当や有給休暇の未消化分、未請求の傷病手当金についても代行してくれる場合があります。
キッチリ取り返したいなら非弁業者ではなく、弁護士法人の退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行を選ぶポイントは成功率と法的抑止力があるか
私が代行をお願いした数年前は、数社しか退職代行業者がいなかったのに、2019年現在相当数増え続けています。
それぞれの業者がそれぞれのウリを宣伝しています。
例えば
- 当社は業界最安値です
- 当社は退職成功率100%です
- 当社はこれまでに3000人を退職させてきた
など。
ですから、どの業者を使えばいいのか分からないと迷っている方は多いハズです。
私自身の経験で言えば、成功率や実績は企業として当たり前のことで、欲しかったのは法的抑止力です。
休職期間中で資金に余裕がなかった私は、
- 料金の安さ
- 信頼できる業者
かどうかで業者を探しました。
ただ安いからと依頼して、会社から賠償請求されてなんら対応してくれなかった話シャレにもなりません。
退職は円満でなければなりません。
退職後も、職場には離職票などの必要書類を送ってもらったり、数年後には源泉徴収票を送ってもらわなければならないことだってあります。
退職代行おすすめ比較!私が候補に選んだ決め手は弁護士
私は退職代行をお願いするため、安さと信頼できるかどうか絞り、複数の業者にコンタクト。
安ければどこでもいいってわけでもなく、知名度や対応の早さも考慮。
散々迷った挙句、結果的に多少高くつきましたが、弁護士が法的に対応してくれる弁護士法人みやびにお願いしました。
会社を退職するイコール労働契約の終了です。
労働契約の終了は労働者の権利ですし、法律上は退職届を出して2週間で効力が発生します。
退職
労働者による一方的な解約の意思表示の事で、一般的には「辞職(任意退職)」といい、退職の意思表示は、合意解約の場合と異なり使用者に到達すれば広陵句を生じ、それ以降は撤回できなくなる。
ですから、2週間後に辞めますと自分で退職届を一方的に送りつけてもいいですし、誰かに頼むのも自由。
でも、お互い嫌な思いをするのは必至ですし、その後の問題も山積みでした。
退職時のトラブルで多い、離職票や源泉徴収票を送らないって嫌がらせを受けることも珍しくないと知っていたからです。
私の場合、傷病手当金の請求が続いていましたから、万が一退職代行に失敗しましたと言われたらどうしようか、夜も眠れませんでした…。
ですから、ただの代行業者ではなく、どうしても法的抑止力が欲しかった。
もちろん、他にも「弁護士監修」や「弁護士から直接指導」と謳う業者もいましたが、高い報酬を払うなら直接弁護士にと決断。
私は弁護士と契約して全部任せたから、離職票や源泉徴収票を送らない、傷病手当金の手続きをしないなんて嫌がらせしないでよね。
ってことが最終的に言いたかったんですよね。
お金で法に守られる安心感が買えるんです、悪くないでしょ?
他にも10社ほど比較しましたが、私が候補に選んだ業者を3社比較してみました。
退職代行成功率が100%なのはもちろんのこと、それぞれが捨てがたいセールスポイントを持っていたので、個別にまとめています。
弁護士 | 料金(税込) | LINE対応 | 知名度 | |
弁護士法人みやび | 佐藤 秀樹 | 54,000円 | ◎ | △ |
× | 28,000円 | ◎ | × | |
× | 54,000円 (パは32,400円) | ◎ | ◎ |
項目名 | 総合4.6POINT |
---|---|
信頼度 | 5.0POINT 弁護士が直接対応してくれるため信頼度は最強 |
料金 | 4.0POINT 54,000円と高価だが、法的な抑止力を得られ安心できる |
対応 | 5.0POINT LINE対応があり、レスポンスも非常に速い |
14年の実績で培われた実績で、業界最安値を更新中。
レスポンスも早いので、さっさと退職してしまいたい人にもおすすめです。
項目名 | 総合4.1POINT |
---|---|
信頼度 | 2.5POINT 代行業者14年の実績は捨てがたいが、非弁業者 |
料金 | 5.0POINT 業界最安値の28,000円は驚異的 |
対応 | 5.0POINT LINE対応があり、レスポンスも非常に速い |
累計2500名以上の退職を100%成功させた強みを持っており、即日対応は驚異的。
項目名 | 総合3.3POINT |
---|---|
信頼度 | 2.5POINT 業界ナンバーワンの実績は捨てがたいが、非弁業者 |
料金 | 2.5POINT 54,000円と高価なのがネック |
対応 | 5.0POINT LINE対応があり、レスポンスも非常に速い |
退職代行の流れはLINEで始まり状況説明が絶対必要
実際私が退職代行を使ってみて、LINEやTwitter・Facebookを思いのほか使いこなしている業者が多い事実。
初回の無料相談は、もちろんLINEでしたし、その後のやりとりも全部LINEでした(笑
私の場合は、弁護士との契約だったため、身分証明書(免許書)の提示を求められ、最終的な意思確認のためLINE電話でテレビ会議を行ったことは意外でしたね。
弁護士にとっては少額案件のはずの退職代行なのに、結構ちゃんとしてるんだなって。
後日、紙媒体の本契約書と委任状が郵送されてき、即日返送しまいた。
STEP1:まずは無料相談してみよう
私も相見積もり的な考えで、複数の業者にLINEで接触を開始。
反応は、ものの数分で返信が返ってきた業者、なしのつぶてだった業者、と様々でした。
2019年現在、退職代行業者は星の数ほど存在しますが、
- 実績があるか否か
- ある程度知名度ある
(一度は聞いたことがある) - 料金が妥当であるか否か
で数10社までは絞り込めます。
ネットで探してもらってもイイですが、私の厳選した3社であれば知名度信頼度ともバツグンですから、安心してサービスを受けることができます。
無料相談内では、
- 現在置かれている状況
- いつ退職したいか?
- 残業手当や有給休暇の未消化分について請求したいか?
- 退職金も円満にもらいたいか?
- 傷病手当金の請求の有無、代行の必要性
を聞かれました。
もちろん、退職代行以外の部分は別途相談。
私は円満に退職したい旨、離職票や源泉徴収票を遅滞なく送ってほしい旨、傷病手当金の請求手続きには引き続き協力して欲しい旨を伝えました。
STEP2:費用を先払いして正式に契約を結ぶ
無料相談後、正式に契約を結ぶなら、料金をいついつまでに振り込んでくださいとの連絡が入ります。
恐らくこの段階で、平均的な相場の54,000円を払って安心の弁護士さんに頼むか、業界最安値の28,000円を代行業者に払って、お得?に退職するか迷うところ。
私もこの2社で1週間近く迷いましたから。
また、場合によっては振込だけでなく、クレジットカード払いに対応してくれる業者もいるようです。
STEP3:再度詳しい打ち合わせが行われる
代行業者が入金を確認したところで、PDF形式の仮契約書が送られてきました。これにざっと目を通しておくよう言われました。
その後、もう一度無料相談部分で伝えた現状の確認、退職したい日時等、詳細な打ち合わせがLINEで行われます。
私が聞かれた項目、伝えた項目は弁護士法人みやびの記事で詳しく紹介しています。
この過程で、本来なら東京の事務所にきてもらって直接面談するのが正式だと言われ、「話が違うじゃないか!」と一瞬憤慨。
その直後、「遠方の方は、LINE電話で対応してもらっている」と一言付け加えられ、事なきを得ました。
この部分は、もうちょっと早く行ってほしかったものです。
STEP4:退職代行業者が会社に退職を伝える
LINEでやり取りした内容をもとに、退職代行業者が退職届を作成して内容証明として会社の代表に送付することになるのですが、私の場合、退職希望日時まで日がなく焦りました。
法的には、退職届を提出してから2週間で退職できるわけですから、退職希望日まで2週間を切っている場合は、別途速達費用がかかる場合があります。
私の場合、対応してくれた弁護士さんが退職希望日まで逆算してくれ、間に合わないと判断したのか(他の業務を後回しにして)私の案件を優先してくれました。
これはメチャメチャ嬉しかったですね。
後はひたすら退職代行業者からの連絡を待つフェーズに入ります。
どうなるかドキドキものでした。
STEP5:退職代行業者から承諾の報告が来て残務処理
退職業者から連絡があったのは意外にも早く、退職届の到達予定日の翌日でした。
- ロッカーは空けても良いか?
- 机やロッカーに残っている私物は捨てても良いか?
(自宅に送り返す場合はリストを作れ) - 社会保険料の支払いの期日
(私の場合は2か月分月末支払い) - 保険証は月末に送付
- セキュリティカードは即日返して欲しい
旨が私に伝えたられました。
もちろんロッカーや机に私物は残っていましたが、それらを見るたび粘着質なメガネを思い出しそうで、私はいっさい不要と答えました。
退職代行を使うしかなかった理由と安心できる業者
最後に要点をまとめておきます。
- 40代でリストラされて転職した先で粘着質な同僚に出会う
- 「お前のため」と称して繰り返されるイビリにうつ病を発症
- 1年の休職期間を得たが職場からの圧力がハンパなかった
- うつ病でフラフラだった私は辞めるに辞めれず退職代行を頼る
- 選んだポイントは次の3点
・安心できるか?
・信頼できるか?
・良心的な価格か? - 弁護士対応の汐退職代行か激安のニコイチでさんざん迷う
- 事後の安心も欲しかったので最終的に、弁護士法人に決めた
私がやったことは、退職代行業者を選んで、希望を伝えて、料金を払っただけ。
正直もっと早く退職代行を使って退職していればと、今は後悔の念に駆られています。
私のようにうつ病になってしまうと、取り返しのつかない事態に陥ります。
50,000円で安心が買えるなら安いと思いませんか?
=2023年10月における転職市場の動向=
コロナウィルスの影響で大混乱していますが、転職市場から求人が消滅する等の影響は見受けられません。
ただし、採用活動を先延ばしにしたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が出始めています。どんな状況になっても柔軟に対応できるよう、Skypeやzoomの使い方をマスターしておきましょう!
同時にあなたのライバル達も動いているので、情報収集を万全にして着実に良質の求人を手にいれましょう!
- 楽職.comを参考に最低限、リクナビNEXT、リクルートエージェントに登録
- 転職エージェントに登録したなら、電話やメールではなく直接会って自分を知ってもらう
- 相性の良いキャリアアドバイザーに会ったら、信頼関係を結んで転職の思いをぶつける
いろんなタイプのキャリアアドバイザーに出会いますが、合う合わないは必ずあるので、無理せず相性の良い人を選ぶのがコツ。
私みたいに転職回数が多くても熱意が伝われば、キャリアが一貫していなかったり、年齢が高かったりしても応援してくれますよ♪