肉体的に楽な仕事

マジか?監獄での作業指導員が楽すぎるだなんて誰が信じるっての?

監獄学園って超面白いんだけど、塀の中って実際どうなってるの?って疑問に思いますよね。

転職支援をする中で、様々な業界、職業、職種に出会ってきましたが、稀すぎて実態が把握できない職業もありますね。

それが、いわゆる塀の中のお仕事。

刑務官とか、作業指導員って謎の職業です。

非日常な塀の中の作業指導員

初めまして!私は、32歳男性です。

私の職業は、非日常的な公安職である刑事施設の職員で、作業指導員として品質管理に従事していた体験談をお話します。

皆さんは、刑事施設と聞いて何のことかお分かりでしょうか?

いわゆる、監獄と呼ばれる場所でして、一般の人は生涯立ち寄ることのない、非日常的な空間なんです。

作業員はもちろん、勾留された被疑者や、被告人。

中には死刑確定者も含まれているんですが、私がいた施設には一人もおりませんでした。

私は、その刑事施設の作業指導員として、ワーキングスーツや寝具製品、枕カバー、子供用甚平スーツ、結び帯等の生産業務に従事していました。

そこで品質管理者として、作業指導員と言う職名で各提供業者から日々受注する提供材料製品について、受注業者に代わり日々の作業指導を担当。

工場の規模は、4か所の工場を担当し、1か所工場あたり約30名の人員についての、生産状況の進捗状況や、品質管理について、日々提供業者と密に連絡を取ります。

午前中の生産状況及び品質状況や、工程管理について業者から進捗状況について電話連絡がある都度、報告しなければなりません。

受刑者が有能だったら天国級に楽

また、品質及び生産管理者としても、業者に対して電話報告等を実施している中で、作業者が収監されているので、

作業指導員の言うことに対して、忠実に約束事を遵守してくれるのが、楽だったと言う点であるのと、

作業者個人の能力が高ければ、基本的には5時の定時上がりができ、執務時間が終了と言う形になります。

個人の実力次第で工場が終了、帰宅することができるというシステムは、他力ではありますが、超楽でした。

勿論工場が終わった後に、事務所での事務整理はあります。

工場の生産状況を入力したり、工場単位で1ヶ月ごとに生産する際に発生した、生産金額を提供業者ごとに集計し、

従事した提供業者ごとの生産金額を、正確に算出したりする事務処理がありました。

要領よくすれば、執務時間の合間に上手く事務所に帰って雑務を終わらすなど、工場の休憩の合間に終わらせることが可能でした。

こう言った形から、要領が良く効率良く仕事ができる世渡り上手な職員は、任せられる工場の難易度もありますが、大体5時上がりできるという特典がありました。

連続する平日5日間の夏季休暇と、年始年末休暇も基本的に、キッチリ取れました。

また、年休も2日づつ溜まっていくので、自分の業務の繁忙さを考えながら、年休を取得していける点も大きかったですね。

ここが福利厚生の恩恵による楽なポイントでした。

他に楽だと思えた点は、出戻りの作業者が多いので、知っている者が帰ってきた場合、1から作業指導する必要性がないことですね。

受刑者たちはみんな、塀の中のほうが居心地がいいもんだから、すぐ帰ってきちゃう。

本当は帰って来るのは好ましくないんですが、我々からしたら大歓迎でしたね。

「お、あいつは手先が器用で、要領のいい元ヤクザのAじゃねーかよ?」是非に自分の班に来て欲しいものだななんて、引っ張りだこ状態。

ありえねー、スカウト合戦が繰り広げられるんです。

また、作業者の意欲が凄まじい場合、訓示等を実施しなくても、生産のスペースが止まることなく、いつもの倍以上になる日もありました。

また、そんな日に限って作業者のヤル気がMAXな日は、生産量がうなぎのぼりになると同時に、品質も比例して、縫製不良がなかったり、修理品がなかったりと生産、品質共にベストな状態でした。

その時には業者さんにも褒められ、上司にも褒められ、作業者にも褒められと言う状況が発生して、ほめ殺しされ続けて、イイ気分な日がありました。

現役のヤクザさんに褒められるってどうよ?って微妙な気持ちでしたけど…。

そう言う日に限っては、もの凄く精神的に楽でしたね。

普段、肉体的に材料を担いだり、厳しい面もありましたが、生産面、品質面が共に好調な時は肉体の疲れも吹っ飛ぶ位楽になれました。

塀の中の作業指導員は年収500万円

また給与面では、公安職での級が管理職相当であったため、かなりもらえました。

ひとつ前の公安職時代は、階級も低く月収手取りで20万円程度でした。

刑事施設での作業指導員は、現場で怒鳴られ、事務所で怒鳴られ、業者にも怒鳴られと言うことがあった日には、

めいっぱい落ち込み精神的にも不安定になりました。

平均して諸手当を含め40万円以上は、額面でもらっていました。

年収にして500万円弱と言ったところでしょうか?

その給料で、引かれても平均して33万円位は手取りとして入ってきましたね。

私含めて4人家族でしたが、子供達に水泳や、そろばん、習字等を掛け持ちで習わせても、全く赤字にならない位でした。

むしろ、月々の貯金ができる位に余裕がありましたね。

またその反面、激務、罵声以外にも、公安職であるが故に、突如として、作業者に襲われたりするリスクもありました。

その確立は統計的にかなり低かったですが、よくよく考えてみると、かなり怖い施設でもありました。

その職場では、休職を余義なくされる人や、また、うつ病を発症したりする方等もいて、精神的に病む人が多かった印象もあります。

また、現場でキツく指導しなければならない仕事柄でしたので、職員に対しても、キツく指導する傾向がありました。

場合によっては、取り調べ室に連れて行かれることや、様々な場面で身に危険を感じることが多い施設であったなと振り返ります。

刑務官のいびりが横行する職場

最初の求人情報では、完全土日休業、夏季休暇有り、その他有給休暇等有りと言う書きぶりで、ハローワークの求人情報に記載されていました。

しかし、実際に入社してみると、鬼のような環境下で働かなければならない状況下におかれた時は、ガチで死ぬかと思いましたね。

逆に、楽なポジションで難易度が低い工場を任された時は、「優良者ばかりの、ここは天国か?」って思うほど楽でした。

天国から地獄とかよく言いますが、正にそれですね。

地獄から天国に行ったり、天国から地獄に舞い戻ったり、環境の変化がキツ過ぎて、ついていけない職員は、精神的にヤラれてましたね。

土日については、展示即売会等の催しがあり、交代制で土日勤務者として、製品説明員及び販売員として、工場で生産した商品を販売する必要がありました。

日々の作業指導、工程管理、生産管理、品質管理や材料搬入があるのに

その上、土日も実績を求められるような、キツい雇用形態でしたが、収入はメチャメチャ良かったですね。

14連勤と言う2週間連続で働くような場面もありました。

これって完全に労働基準法違反ですよね?

建前上、週1日は法定休になっていたのですが、実際は、子供たちと遊びに行っている最中であっても、に上司から電話がかかってきて、

「人数が足らないので、出勤して数字を伸ばして欲しい。

それと撤収要員が足りんから絶対来てくれ」とほぼ強制でした。

それでいて、応援要員として参加しても、こき使われた挙句に、

一般市民の面前で怒声と罵声を浴びせられるという、凄く嫌な環境であるなと判断しました。

また、施設の事務当直として、24時間勤務に就くこともありました。

その際も仮眠時間にワザと起こされるような形で、緊急サイレンが鳴って現場に急行したら、実は何もなかったなんてこともありました。

刑務官は本当に、悪ふざけというか、もうイジメですよね?

自分たちの不満のはけ口を、弱い立場の私達に向けて来る。

男だったら、受刑者達に八つ当たりしてみろよ!できねーだろ。

バーカって言ってやりたかったです。

いくら、福利厚生面、給与面で破格な待遇であっても、身体を壊してしまったら、その時点で終わりですよね?

また精神を病んでしまって休職してしまった場合、休職歴を記載しなければならない地方公共団体等もあります。

塀の中の作業指導員を目指す人へ一言

そう言う意味では、公安職に就職しようと思うのであれば、上級職試験を突破して幹部要員で入るか、上位職である公安職を選択した方で賢明です。

またこの手の施設でよくあるのは、言われる側か言われない側がどちらかに真二つに二分化されてしまいます。

言われる側の人になってしまうと、辞めるまで永遠と言われ続けるような状況になってしまいます。

その場合、性格を変えろと言われ続けますがが、不可能です。

入社して向いていないと感じたら、即刻辞めるべきであります。

この手の施設に向いている人は、人に上手く指示ができ、世渡り上手な人が向いているので、慎重にお願いしますよ。

監獄の作業指導員が楽すぎた話まとめ

今回の体験談はいかがでしたでしょうか?

非日常すぎて、常識が通用しない世界のようですね。

機会があれば、職員として潜り込んでみてはいかがでしょうか?

きっと新しい境地に出会えますよ。

精神的に疲弊してうつ病になったら悲惨ですよ

僕が煩わしい現代社会から解放されて、心も体もリフレッシュできたわけ

 

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