検品のお仕事って、肉体労働もなければノルマもなくて楽そうって思っている人は多いですよね。
確かに、おっしゃる通りかなり楽な部署ですが一歩間違えれば地獄級。
たとえば、ライン工の最終検査員。
絶えず仕掛品が流れて来るので、トイレにも行けない過酷さ。
僕も何度かチャレンジしましたが、顕微鏡を使った検査員も目がメチャメチャ疲れますね。
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同じことを繰り返すライン工程の仕事は楽しかった理由
はじめまして。経理事務として働いている吉田と申します。
実家暮らしの30歳のOLで、現在彼氏募集中です!
私は今まで色々な仕事を経験してきましたが、一番楽だったのは工場でお菓子を製造する作業。
その工場では、駅のお土産として売られるお菓子の包装や箱詰め作業を行っていました。
ライン工といっても、基本的には流れてくるお菓子のパックに混入物が無いかを確認するだけ。
皆さん勤続年数が長く慣れている方が多かったので、余裕がある時は世間話をしながらの作業です。
包装紙の印刷部分に滲みや汚れがあった場合は、不良品としてはじくのですが、中身は普通のお菓子なので休憩時間にみんなで食べたりしていました。
こういう役得はやめられませんよね?
ラインによっては立って行う作業もありますが、机に検品物を広げて座れる作業もあったので肉体的にも結構楽でしたよ。
段ボールを運んだりの重労働は、ほとんど男性社員がやってくれるので私達女子はお姫様扱い。
最初のうちは、ミスが無いよう気を張っていましたが、慣れると少し見ただけで不良品がわかるようになります。
誰かがもし不良品を見逃してしまっても、ダブルチェック・トリプルチェックをしているので責任もちゃんと分散されていきます。
同じことを繰り返すライン工の仕事は人間関係が良い
精神的にも肉体的にもかなり楽でした。
基本的に職場の人たちは皆良い方で、怒鳴られたり嫌がらせをされたりも全然ありませんでしたし、いつも和気あいあいと話しながらの作業。
愚痴を言ったり、テレビの話をしたりで仕事をしに職場に行ってるのか、お話をしに行っているのか分からないくらい。
年末の繁忙期は少し残業もありましたが、そうではない時は定時で帰れたので、そのまま職場の人と飲みに行ったりもしていました。
工場の作業は立ちっぱなしのイメージがありますが、そこではお菓子の箱詰め作業を椅子に座って仕事していましたので、肉体的にも楽でしたね。
仕事の流れとしては、まずライン工程で個包装のお菓子を一つ一つ検品し、透明なプラスチックの容器に並べていきます。
お菓子によっては、検品する前に、紙の箱に詰めることもありますが稀なケースでしたね。
そして機械を操作して封をして、完成したものを最終チェックするだけ。
一度説明されたらわかる単純な作業ばかりですし、チェックする項目も決まっていますので、難しいことは何もありません。
カレンダー通り土日祝日も休みで、お盆やお正月にはそれぞれ1週間ほどまとまった休みも取れました。
職場でもらったお中元やお歳暮をみんなで分けたり、人間関係も良好で本当に楽しい職場でしたよ。
同じことを繰り返すライン工員の年収額は250万円
年収は、ボーナス込みで250万円くらいでした。
一人暮らしだと生活が厳しいかもしれませんが、当時は実家に住んでいましたし地方だったので、この金額でも十分に生活できていました。
月の給料だと総額18万円くらいで、手取りは15万円くらいになりますね。
家に2万円入れたら、あとは全部自分のお小遣いにしていましたので、結構自分の好きなものを買ったり、自由に使えていました。
年に2回ボーナスもありましたので、その分はまるまる貯金していましたね。
高校卒業してすぐ就職し、5年ほど続けたので大体250万円くらいは貯められたのではないかと記憶しています。
田舎だと、そもそもお金を使う場所もありませんからね。
私は実家暮らしの独身でしたから余裕でしたが、もし家族を持ってこの給料で養っていくとしたら、かなり大変ではないでしょうか?
実際に、結婚して子供もいる男性社員の方は、毎月生活が苦しいとよく嘆いていました。
男性社員でも、なかなか昇給しないらしいです。
実際私も5年間仕事を続けていましたが、新入社員のころとほとんど給料は変わっていません。
しかし会社の業績的には安定していますし、ボーナスも毎年ちゃんと出ますので、地方だから結構条件は良い方なのではないでしょうか?
同じことを繰り返すライン工は単純過ぎてやりがいなし
仕事自体は楽なのですが、単純作業が続くのでやりがいや面白みがあるかと言われたら、そこはあまりないかもしれません。
私はもともと事務を希望していたのですが、地方だと事務の仕事自体が少なく、どうしても工場での流れ作業系に就職せざるを得ませんでした。
東京で就職した友達の話を聞いたりしていると、「自分のしている仕事はなんてつまらないのだろう」と落ち込むこともあります。
けれども、たまに東京に遊びに行ったりして、自分が箱詰めした商品がお土産屋さんに並んでいるのを見ると「やってて良かったな」と実感する瞬間でもありました。
自分が関わったものが世の中に出ていくのは、何とも言えない嬉しい気持ちになるものです。
基本的に、仕事は楽しくて大変なことは少ないのですが、あえて言うのならば不良品が出回らないように、しっかりとチェックしなければいけないという使命感が必要ですね。
万が一、異物が入っているものが流れてしまったら、今の世の中回収騒ぎになりますし、会社の損害にもつながります。
不良品は全部ここで食い止めるぞ!くらいの勢いで、プライドを持って日々検品を行っています。
後は食品を扱う工場ですので、衛生管理が結構厳しいです。
しっかりとマスクや帽子をしていますし、香水や化粧もできるだけ控えるように指導されてきました。
同じことを繰り返すライン工だけどプライドを持とう
工場でのライン工程は、慣れてしまうと意外と楽です。
毎日ほぼ同じことの繰り返しですし、人間関係が良ければ単純作業もそれほど苦になりません。
お給料が少し少なめですが、独身で実家暮らしだったら十分貯金も可能ですよ。
お休みも土日祝日で、年末年始、お盆やGWもカレンダー通り連休をいただけるのでしっかりリフレッシュできます。
重労働は、男性社員の方がやってくださってましたので、肉体的にも楽でしたし、ほとんど定時で帰れます。
立ち作業のイメージが強いですが、私のところは箱詰めを座って行える作業もありましたし、社販でお菓子を安く買えたりといいことも沢山ありましたよ。
ダイエットには向かないかもしれないですが…。
検品作業は基本的に個人で行いますので、黙々とした仕事が好きな方や、人と話すのがあまり得意ではない方にもおすすめです。
働き続けて1年もしたら検品のプロになれますので、世の中に不良品が出回らないようしっかりとチェックしてくださいね。
同じことを繰り返す仕事は楽だがやりがいがなかった話
最後に要点をまとめておきます。
職種:ライン工員
手段:転職サイト
年収:250万円
区分:心身共に楽
総合:3.7point 楽な仕事上位TOP3 を確認する
1.精神:
2.肉体:
3.単純:
3.条件:
3.人気:
当サイト独自の基準でランク付け
椅子に座りながら、しゃべりながらの検品作業は、相当楽な部類に入ると見て間違いありませんね。
そんな状況下であっても、自分が最後の砦。
不良品は私が全部食い止めるぞ!ってプライドを持ちながら日々検品を行っているのは、非常に好感が持てましたね。
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=2023年10月における転職市場の動向=
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私みたいに転職回数が多くても熱意が伝われば、キャリアが一貫していなかったり、年齢が高かったりしても応援してくれますよ♪