「頑張って内定を勝ち取ったけど、この転職は完全に失敗。転職先を間違っちゃったなぁ」って嘆いている転職者は実に多い。
私自身、楽な仕事には就けましたが未だ職場のギャップは一度たりとも埋まることはありません。
例えば、事務的な仕事全てを社労士に丸投げ。従業員から「ここはどうすればいいのか?」って質問が来ても答えちゃだめ。調べるのもダメ。
「じゃあ私達は何のために、仕事してるのよ?」ってフラストレーションは溜まりまくり。
楽な仕事に就くためには、入念な企業研究が必要ですが、それでも転職におけるギャップが全部埋まることはありません。
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- 楽な仕事に就きたいなら企業研究
- 転職者の多くが3か月で現実を見て絶望
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楽な仕事に就きたいのなら事前に入念な企業研究をする
話を分かりやすくするため、ベンチャー企業と外資系の2つの業界を例に出しますが、本来こんなガッツリした括りは大きすぎます。
ベンチャー企業と一括りに言っても、IT企業や便利グッツの企画開発など、様々な業態があるからです。
一番最悪な考え方は先入観です。
この考え方は危険で、「ベンチャー企業だったら絶対こうだ」とか「外資系だったら絶対こうだ」と決めつけて、それに見合ったリスクだけを想定してしまう。
たとえば、ベンチャー企業の場合、一定の確率でオーナー企業が存在しますが入社前によく考えておかなければならない点があります。
それは、組織文化はオーナー、2代目は3代目ではなく特に創業者からは大きな影響を受けるのはごく当たり前の事です。
オーナーの考え方の違いで、組織風土の内容がまるっきり違ってくる。
一方、外資系の場合、どの国の系列かで組織風土はまるっきり違う。
そうなると、やはり先入観を捨てて入念な企業研究をした上で、自分にあった組織風土なのかなるべく事前に確認しておくべきではないでしょうか?
もちろん、日系、外資系って括りは一般論にすぎません。
それを承知の上であえて言うのですが、外資系には、人事制度の中心に職務がある考え方で、個々の社員が担当する職務は明確に定義されているのです。
これが意味するところは、それぞれの社員の責任範囲は明確であり、日系企業であたりまえのように行われている根回しは不必要なわけですが、その代わりと言っちゃなんですが、自分が判断を下した責任は重いわけです。
楽な仕事に転職した人が最初の90日で絶望する理由
楽な仕事に就きたいのであれば、転職先に関する入念な企業研究と情報収集は重要ですが、どれだけ綿密に情報収集してもギャップをゼロにすることは、現実問題として不可能。
入社してみて、初めて理解できることは珍しくありませんよね?
そんなわけで、入念な企業研究で可能な限りストレスに感じるであろう点は潰した。
それでもギャップをゼロにするのではなく、何か期待外れなことがある、予測できないことがあるぐらいの心構えで、入社すると少しは気が楽ですよね。
心構えとしては、「期待していたこと、あるいは期待していた以上のことがあればラッキー」ぐらいに考えると精神的に楽です。
各社の採用担当者に話を聞いても、とにかく入社して30日・60日・90日の節目で転職者が絶望していないかどうか細かく気配りするようです。
裏を返せば、入社後90日位で絶望してしまう転職者がそれだけ多いのが現実でもあります。
中途採用者は基本的に、何らかの即戦力として採用されるわけですが、成果として期待されることは職場に何らかの利益をもたらすことです。
個々の営業成績が売り上げに直結する場合であっても、社内の大勢の同僚達からの協力を得ることによって初めて達成できます。
そうなると、同僚達からの信頼を勝ち取るまでの一定期間は、どんなに優秀な転職者でも成果を出せないことになりますが、この一定期間ってどれぐらいかお分かりですか?
人や組織の風土によって様々ですが、平均すれば180日。
これはほぼ半年と考えるのが妥当です。
そのためにも、最初の半年間は苦しく辛いもと考え、それを独りで乗り切るすべを考えておくことが重要です。
総務担当者としてのおすすめは、従業員に信頼がありそうな採用担当者にお願いして、社内のメンターを紹介してもらう方法が手っ取り早いですね。
仲間達から信頼されているメンターであれば、組織風土の特徴、組織回し・根回しのツボ、社内の人脈、派閥などを教えてもらえます。
間違っても、従業員に信頼されていない方の採用担当者に話を聞いてはいけません。
まるっきり違った話を吹き込まれ、孤立した転職者は少なくないからです。
楽な仕事に就くなら転職後に後悔しないよう準備しよう
私達中途採用者は、これまでのキャリアを評価され即戦力として見込まれたうえで、次の職場に入社することになりますよね?
これまで積み重ねてきた経験を発揮できるなら、これまでのキャリアを評価してくれるなら全力で尽くしていこうと心に誓い、入社する転職者が多いことでしょう。
それでも入社してみないと体感できない職場風土なり慣習があります。
精神的苦痛を味わうパワハラや、一生心に傷を背負うモラハラ、その職場では当たり前になっている100時間越えのサービス残業、宗教の勧誘もキツいですよ。
さらに言ってしまえば、こういう行為をする人間の多くが「お前のためを思ってやっている」って錯綜した考えを持っている。
あなたは、この先20年、30年とその環境下に身をゆだねることが出来ますか?
私自身、転職歴が5回以上あるいわば転職のプロですが、何度転職しても理想と現実のギャップが埋まることはありません。
これらの現実に遭遇した転職者の多くが、既に精神的に追い込まれた状態で私の元を訪れます。
100社、200社と送り続けた応募書類。
そんな辛い転職活動を乗り越えて、やっと掴んだ内定の切符。
こんな辛い転職活動はもうこりごりだから、転職先で心機一転頑張っていこう、どんな試練も乗り越えられると考えたはずですよね?
やっと掴んだ幸せを捨てたくないあまり、辛い環境に身を置いてしまう若者が多いですが、心も体もボロボロになると、幸せな転職活動はできなくなってしまいます。
ストレスが限界に達して精神的に病んでしまえば、転職する気さえ起らなくなり、深い闇に落ちてしまいます。
楽な仕事に就いたのに精神的に病んだ管理人から一言
病みそうな状況下に置かれているサラリーマンやOLは、転職する気がなくても転職サイトに登録しておいたほうがいい。
今は健康でも、私のように鬱病になってストレスや疲労が限界に達してしまうと転職する気力さえ奪われてしまいます。
マジで辛いですよ、働きたいのに働けなくなるのは。
そうなる前に、気になる求人情報や市場価値をしっかりを把握しておけば、転職の選択肢ができて、ストレスで倒れる前に転職の一手が打てるようになります。
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楽な仕事に就きたい人が厳しい現実に遭遇し絶望まとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 楽な仕事に就きたいのなら入念に企業研究する
- 転職した人のほとんどが最初の90日で絶望する
- 楽な仕事に就くなら転職後に後悔せぬよう準備すべし
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=2023年10月における転職市場の動向=
コロナウィルスの影響で大混乱していますが、転職市場から求人が消滅する等の影響は見受けられません。
ただし、採用活動を先延ばしにしたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が出始めています。どんな状況になっても柔軟に対応できるよう、Skypeやzoomの使い方をマスターしておきましょう!
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私みたいに転職回数が多くても熱意が伝われば、キャリアが一貫していなかったり、年齢が高かったりしても応援してくれますよ♪