「うぎゃぁぁぁ!また手が荒れて痛いんですぅ。」って親戚の姉ちゃんが絶叫していました。
彼女は、学生時代からバイトしている大手スーパーに勤めて早10年。
最初は、品出しレジ打ち程度だったのが、バイトリーダーになり、卒業してバックヤードの部門長になりどんどん偉くなっていっているご様子。
でも、バイトが急に休んだ日には自らバックヤードに入り揚げ物を揚げたり、洗い物、後片付け等々、大変なんだって。
「うちが続けられているのは、職場の人間関係がエエからやねん」って彼女はいつも言っています。
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小さい八百屋さんの裏方作業では客との接点がなく楽
こんにちは!私は現在、小さい八百屋さんで加工食品の売り場作りなどを行う仕事に、就いている34歳男子の山中と申します。
一人暮らしをしていて、悠々自適な暮らしが出来ています。
私は今までに何度か転職を行ってきましたが、その中で一番楽だったなと感じる仕事は小さな八百屋さんでの青果部門。
実際に仕事を初めて行う方には難しくて大変な仕事と思われるかもしれませんが、覚えて仕舞えば簡単な仕事ばかりです。
どのような会社に就職したとしても、初めは確実に追いつけなくて大変な思いをするのは同じですよね?
その小さな八百屋さんの青果部門の仕事は、簡単に言うと加工されていない野菜を切ったり袋に詰めたりして、値段を貼り付けて売り場に出す仕事メイン。
その他の仕事では、定期的にどのくらい売上額が達成できているかをパソコンで調べたり、どうすればもっと野菜が売れるようになるかを考えたりしてました。
たまに、売り出し物をたくさん並べるために、店内での業務を長い時間行わなければならないこともありますが、考えながら仕事をしていれば、お客様からもあまり話しかけられることはありません。
小さな八百屋さんは職場に嫌な雰囲気がなく精神的に楽
周りの友人たちから「小さな八百屋さんでの青果部門の仕事が楽なわけない!」って言われてたんですが、実際は見た目と全然違いました。
八百屋さんの仕事と聞くと接客業でレジ業務があり、どうしてもお客様と接する機会が多くてクレームの対応を、しょっちゅうしなければならないイメージがありますよね?
しかし、そのようなクレーム処理は、ほとんど店長が対応してくれますしレジ部門の方がいます。
ですから小さな八百屋さんの場合、混まない限りはすべての対応をレジ部門の方がやってくれるんです。
助け合いの精神がしっかりと整った会社だったので、誰か一人が精神的ストレスを抱えてしまう嫌な空気感は、あまり感じることがありませんでしたね。
悩み事があれば誰かが聞いてくれるし、週末は店長を含め皆でバーベキューしたり、カラオケに行って親睦を深める連帯感が強い職場でした。
売り場に出ている野菜が少なくなってきたら、それが全て無くなってしまう前にバックルームで加工をして補充できれば、お客様が嫌な気持ちになるので、よほどのことがない限りは、皆無といっていいです。
そして青果部門の場合は、基本的に売り場に出て行う仕事よりかは作業するバックルームの中での野菜を加工することがメインとなるので、大体が単純作業ですし、野菜によって切り方を多少変えること以外、面倒な作業がほぼありません。
楽な八百屋さんの正社員がもらえた年収は220万円
当時、小さな八百屋さんの青果店をしていた頃の年収は、ボーナス込みで220万円ほどでした。
実家暮らしでしたし、その家のローンも私がまだ社会人になる前に親たちが全額支払い終わった後だったので、家賃などは全く払う必要がありませんでした。
そのため、高給取りではありませんが、しっかり決まったお金を貯金しながらも、家にも多少ですが感謝の気持ちを込めてお金を入れられるくらいの余裕がありました。
私のお金だけで実家の家族たちを養えるかといったら、それは実際問題、無理かもしれません。
しかし、私自身は家族からの支えは一切なしで、生活をすることが出来ました。
たまに、家族に対して親孝行も兼ねて、ちょっと贅沢な夕飯をご馳走することも出来ていたので、多少なりとも満足はできていました。
しかし万が一あの仕事をしながら私に奥さんがいて、子供が1人2人いたとしたならば、家族全員を養っていきながらも、両親にお金を渡していけるだけのお金は捻出できるはずもありませんでした。
また当時、独身で一人暮らしをしていたとしたら、毎日毎日贅沢な暮らしをせずに節約をしながらならば、ごく普通に生活していくことが出来たのではないかとも考えます。
楽な八百屋さんの作業でも野菜ごとに切り方が違う
私が、小さな八百屋さんでの青果部門の仕事をさせていただいていた際に想像と違った点は、実際に入社する前までは、誰でもどんな人でもこなせる仕事内容かと思っていて、やってみて初めて、すぐには全てが楽々こなしていける仕事では、なかったと分かったところです。
もちろん、仕事はやっていくうちに慣れてきます。
仕事内容に慣れてくる頃まで仕事を続けていられれば、とても楽な仕事だと誰もが思える内容ですが、野菜の切り方ひとつとっても慣れるまでは包丁の握り方から覚えていく必要があります。
また、袋詰めもその野菜によって詰め方が違ったり、冷蔵庫で保存しなければならない野菜があったり、常温で保存しなければならない野菜もあったりとなかなか専門的なものが多い傾向があります。
それら全てしっかりと分かるようになるには、やはり野菜の特徴を1つ1つ理解するように努力することは大事なことですね。
楽な仕事だとしても、何もせず初めから楽なものなんて、私が個人的に思うだけですが、きっとこの世には無いのではないかと考えます。
自分が楽に働くことができるようになるためには、積み重ねの経験がなによりも大切なのです。
楽な八百屋さんで働きたいのであれば慣れるまで我慢する
八百屋さんの青果部門の仕事は、慣れるまで大変なことは中にはあります。
元々料理をする方ならば、辛いとは感じないでしょうし、逆に料理をしたことがない人であれば、包丁を毎日使う仕事なので、使いこなせるようメチャメチャ努力をすることが大切になってきます。
そして野菜の中には、アクが強いものもあるので、冬の乾燥しやすい時期などには特に手が荒れることが多い仕事になります。
毎日毎日野菜に触れながら仕事をやっていくうちに、野菜のことに興味がなかった方でもきっと野菜を好きになれるし、やり甲斐をしっかりと感じることもできます。
覚えてしまえば、誰だって出来るとても簡単な仕事なんですね。
お客様と接する機会なんてほぼ無いですし、言ってしまえばバックルームにこもって野菜を加工していくことがメインとなる仕事です。
ですから、夢中になって仕事をしていると、いつの間にか退勤時間になっているなんて日も多々ありましたね。
一生懸命できる仕事であれば、精神的な苦痛を味わうことはありません!この仕事に就いたのならば、まずは一刻も早く野菜を好きになれるよう心がけましょう。
小さな町の八百屋さんは連帯感があって精神的に楽
最後に、要点をまとめておきます。
「どんなに辛くても人間関係が良ければ耐えられる」とあるバンドマンが言ってました。
やはり楽な仕事を求めるうえで、ウザい人間関係がない職場環境は絶対必要不可欠ですよね?
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=2023年10月における転職市場の動向=
コロナウィルスの影響で大混乱していますが、転職市場から求人が消滅する等の影響は見受けられません。
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私みたいに転職回数が多くても熱意が伝われば、キャリアが一貫していなかったり、年齢が高かったりしても応援してくれますよ♪