どこの職場にも総務職はいますが、「あの部署の人達はいったい何をしているのだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか?
製造は物を作る部署で、営業は物を売る部署、経理は、お金を扱う部署って分かるんですが、総務だけは理解できない!!本当に要る部署なのって人が多い。
私自身、15年総務職をやっておりますが、他の部署から「同じ給料もらってて不公平だ」ってクレームを受けることが多かったですね。
本当は、製造と営業と経理がやっていること以外、全て総務がやっているんですが、見えない業務が多すぎて謎なんでしょうね。
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- 総務事務が楽な理由
- 総務事務の年収
- 総務事務のデメリット
- 総務事務職に就くには?
総務の仕事が多い理由は面倒事が集中してしまう職種
こんにちは。5年間総務事務で働いている、35歳女性の藤島と申します。
みなさんは、会社からノルマを課せられたときにどのように対処していますか?
それは無理だとか、出来れば嫌な仕事や面倒な仕事は他の人にまわしたいと思ったことはありませんか?
実は私はそんな仕事こそ、手を挙げてやり続けてきました。
私は総務事務についています。
本当に色々な事務を任され、ノルマはないと思いきや実際に働いてみると、それぞれにノルマが課せられて最初はとても戸惑いました。
悩みに悩んで、周りの人間関係もうまくいかずに考えだした結果、嫌だと思われる仕事を自ら引き受けてしまおうと考えるようになりました。
例えば会議後のメール送信、文章をまとめて書類を作りメールを必要な人宛にメールしなければならないのは、神経を使う仕事の一つでもあります。
ミスをして送信すれば大問題になりかねないので嫌がる人も少なくありません。
ですが、私は自ら率先してその仕事をやらせていただいています。
私にとっては、逆にそれが一番楽だったと言えるからです。
総務は仕事が多いが文句を言わずテキパキすればれ楽
なぜ嫌がれている仕事をすることが一番楽だったのか、それは同じ職場の人間の心理をある意味錯覚させられるからなのです。
つまり、いつも藤島さんは嫌だと思われている仕事をしっかりと辛そうな顔も見せることなく、愚痴をいうこともなくむしろテキパキとこなしてくれる。
イコール藤島さんは、好きな仕事と嫌いな仕事を分け隔てなく、仕事は仕事と割り切ってしっかりとやる人と印象を与えることが出来ます。
そのことでさばさばした人だと思われ、人のうわさ話や人間関係の話についてはノータッチになることが精神的にかなり楽になりますね。
以前の職場では、うわさ話や人間関係で相当苦労したので、それがあるのとないのとでは、毎日仕事をしていく上でどれだけ重要なことかと嫌程知らされたわけです。
その過去の経験のおかげで、新しい事務職では精神的に楽になるためにどうすればうまくやれるのかを、かなり考えて働く決意をしました。
肉体的にある程度きつくても、精神的に楽なのであれば我慢することが出来ます。
精神的に辛いと、肉体的に楽でも耐えられることが出来ないことは、今まで経験してきた仕事で身をもって体験してきました。
そのためにある程度辛くても、嫌だと思われている仕事を自らするスタイルになった訳です。
仕事は多いが楽な総務職がもらえる年収は430万円
年収は実際のところ、ボーナスが10万円から30万円の差があったものの、430万円程度もらえてました。
正直な気持ちを言えば、この年収では実際に家族を養うとなると相当厳しいものがあります。
それも理解しています。
自分の納得のいくマンションも買いたいのですが、ローンを組もうとする時点で年収がひっかかり落とされます。
組める額のローンを組んだところで、実際の毎月返済する額もかなりの額になってしまい、家計を圧迫することになります。
だからといって、賃貸のところに住むとなるとしっかりとしたマンションに住みたいと思えば、駅から遠いか都会から離れたところ、あるいは面積が狭くなってしまうのが実情です。
実際、駅から離れたせまいマンションに住んでおり、だからといって食費もおさえ理想の素敵な家具は雑誌で見て楽しむだけの質素な生活なのが現実ですね。
ですが、前の仕事でいかに精神的な部分が大事なのか、事務職の社員として働くにはあまり雇ってもらうところが中ありません。
新しい仕事を初めからやるのには、かなりの時間と体力が必要ってことが身に染みて分かりました。
年収はとてもじゃないですが、満足していないのが正直な気持ちですが、それ以外の部分でいえば、ある程度満足しているので、辞めることは考えていません。
そして、事務ということで肉体的にもかなり楽なのは本当なので、そういう意味でもある程度楽しく感じながら仕事をやらせてもらっています。
暇そうに見えても鬼のように雑務が溜まる総務の仕事
この仕事で大変だと感じている部分は、毎日どんなときでも臨機応変な対応を求められることでしょうか?
それが出来そうで出来ないのが難しいと感じるところでもあります。
例えば何日の何時から会議があって「その会議内容をまとめて報告をしてください。」と言われていたとします。
それを当日の何時までに、ある方に報告しなければならないと言われいても、それだけの仕事を一日中しているわけではもちろんないわけです。
途中で新しい仕事がたくさん舞い込み、またそれが数分で終われるような簡単な仕事内容ではなく、例えば実際に電車を乗り継いで、違う会社に行かなければならないことも多々出てくるんですよねー。
そうなると、その日に内容をまとめて報告しなければならないところ、実際に他の会社から帰って来るのが夕方になり、ようやくまとめて報告出来る時間が夜になってしまったりすることが、頻繁に起こり得ます。
上司は私がどんな仕事をしてどんな理由で報告が遅くなったのを知らないわけですから、「どうしてこんな簡単なことをするだけなのに遅いんだ?」と思っちゃうんですよね。
そういう助言をくれるのなら言い訳の一つも出来るわけですが、上司は気を遣って何も言わない代わりに不機嫌になるんですよね。
毎日違うちょっとしたこういったことが毎日あるので、いかに臨機応変に対応するかが鍵といわれる仕事なのだなと感じています。
それは簡単なようで、実はとても難しいことだと毎日のように実感しているところ。
これから仕事が多い総務職に就きたい人へのアドバイス
この仕事は、最初は事務職は簡単そうなイメージであります。
ですが、毎日やる仕事があまりにも様々で誰もが出来る仕事ではありません。
与えられた仕事をコツコツこなすのが得意な人には、向いてない仕事と言えます。
どんな事も自分で考えて、毎日違う仕事があふれるように出てきます。
その為にコツコツやるよりも、ある程度刺激を求める人や飽き性の方にとっては向いてるかもしれません。
それから、ある程度アクティブなほうが意外にも向いていると言えます。
お給料も決して高くはないし、場所によっては残業も当たり前にあるところのほうが多いので、決して楽な仕事ではありませんが、毎日色々なことをやらせてもらえるので、楽しさはそこから見い出せます。
私的には条件はきつい仕事ですが、とても楽しい仕事に出会えてよかったな。
会社を守る大事な一つの力でもあるので、それを感じながら毎日仕事すれば、生き生き出来る仕事なので頑張って欲しいです。
仕事が多すぎる総務を効率よく楽しく回すコツを教えます
最後に、要点をまとめておくので参考にしてください。
総務職は、縁の下の力持ちとして会社を支えている職種。
ホスピタリティ精神を持っていて、話好きな人には最高の職種と断言できますね。
縁があったら、総務職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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=2023年10月における転職市場の動向=
コロナウィルスの影響で大混乱していますが、転職市場から求人が消滅する等の影響は見受けられません。
ただし、採用活動を先延ばしにしたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が出始めています。どんな状況になっても柔軟に対応できるよう、Skypeやzoomの使い方をマスターしておきましょう!
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いろんなタイプのキャリアアドバイザーに出会いますが、合う合わないは必ずあるので、無理せず相性の良い人を選ぶのがコツ。
私みたいに転職回数が多くても熱意が伝われば、キャリアが一貫していなかったり、年齢が高かったりしても応援してくれますよ♪